レンタルオフィスのデメリット、東京都内でいくつか借りて分かったこと

パラレルキャリア

自分のビジネスを始めてから東京都内でいくつかのレンタルオフィスを借りました。
現在もメインで使っている事務所はレンタルオフィスです。物凄く使い勝手が良いのです。
一度使うと普通の賃貸オフィスには戻れません。

レンタルオフィスのメリットとデメリットを比べたら圧倒的にメリットのほうが大きいと思います。
しかしビジネスの種類によってはたった一つのデメリットが大きな障害となってしまうこともあります。
これからレンタルオフィスを借りようと思っている人のために今回は私が感じたデメリットについて書いてみようと思います。

感じ方は人それぞれですし「それはデメリットではなくメリットではないか?」と思う内容もあるかもしれません。あくまで私の個人的な見解であることを断わっておきます。

専有部分での来客対応が不可

レンタルオフィスは自分専用の部屋(専有部分)と打ち合わせのためのミーティングルーム(共用)に別れています。
そして契約時に登録していない人間は専有部分に入ることが出来ません。
なので来客の際はミーティングルームを予約してそこで打ち合わせをしなければならないのです。

私は来客が多いのでこれがけっこうネックになっています。
どこのレンタルオフィスでもミーティングルームは2つくらいしかありません。多くても3つで少ないと1つしかないのです。入居者数に対して十分とはいえない数です。
なので予約が埋まっていて使えないことがあります。特に多くの人がアポを設定するような時間帯は何日か先までほとんど埋まっています。
急な来客の場合は予約が取れずに近所の喫茶店に行かなければならないことがよくあります。

電話をして直接確認しましたが専有部分に来客者を入れても良いというレンタルオフィスは東京都内にはありませんでした。
また「2人用の部屋を1人で借りて残りの1人分は来客用とすることは可能ですか?」という質問もしましたがダメでした。

なので来客の多いビジネスを行っている人は注意してください。
自分と先方の予定だけでなくミーティングルームの空き状況も見ながらスケジュールを組むのは意外と面倒です。

ミーティングルームのように仕切られていないラウンジスペースで打ち合わせをすることも可能ですがそこも混んでいるとザワザワして落ち着かないです。
喫茶店ほどに広くはないので声が反響しあってしまうことが多いのです。打ち合わせ内容を他の人に聞かれる心配もあります。

また多くの人が来客予定を組んでいる時間だと受付に迎えに行ったとき複数の人がいて、初対面の場合は誰が自分の顧客か分からずに「○○さんいますか?」と病院の呼び出しのようになってしまうこともあります。
些細なことなのですが私はいつもこの行為に違和感を覚えてしまいます。

ミーティングルームの利用方法が徹底されていない

先ほどの内容と若干同被るのですがミーティングルームの使い方がいい加減な人が多いです。
ミーティングルームを利用する場合は専用のウェブサイトから予約をするのですが「ちょっとくらいならいいだろう……」と予約をしないで使う人がいます。
(こういう人たちは他の人が予約をしているかもしれないという思考にはならないようです)

自分が予約をしているときにこれをやられてしまうとお客さんを待たせることになってしまいます。けっこう気まずいです。
そして椅子はバラバラ、机は手垢だらけ、ホワイトボードは書きっぱなしというゴチャゴチャの状態のままミーティングルームを使うことになります。

予約をしていても時間をオーバーする人は非常に多いです。運用ルールとしては予約終了時間の5~10分前には掃除まで完了して退出しましょうとなっているのですが守らない人の方が多いです。
そして自分の予約時間になっても使っている人にその旨を伝えると「チッ」みたいな反応をする人がときどきいます。何度かそれでトラブルになりました。最終的に相手に謝罪させましたが……

最近では前の人の時間オーバーを見越して30分余分に予約を入れるようにしています。有料なので無駄なお金が発生します。
それでも顧客からの信用を失うよりは良いかなと思っています。

うるさい&ルールを守れない人が多い

レンタルオフィスを借りている人たちが属性の低い人達ということもないと思うのですが……
私の知る限りルールを守れない人の割合が通常のビジネスパーソンのそれと比べるとレンタルオフィスには多いような気がします。

レンタルオフィスはうるさいのです。フロアの中に後から壁などの内装を取り付けているので響きやすいというのもありますがとにかくうるさいのです。
廊下では静かにしましょうと言っているのに大声で話している人や足音がうるさい人がいます。自分では気づいていないのかもしれません。
また電話をする場所は決まっているのですがそれを無視して通話している人も少なくありません。
他にも部屋のカギを閉めた後にドアノブを何度もガチャガチャして確認する人がいますがその音がとても響きます。

ラウンジスペースは簡単な打ち合わせなら可能となっているレンタルオフィスが多いのですがそこでも必要以上に大声で会話する人達がいます。
それが室内まで響くこともあります。来客者にまで静かにしろとは言い難いのでこれを解決するのは難しいことかもしれません。

専有の個室についても完全防音になっていない限り隣の個室や廊下からの話し声は聞こえてきます。
隣の入居者がうるさい人だと大変です。私はもうあきらめていますが法律事務所に相談に来る人のような落ち着いて相談したい人達は気になってしまうかもしれません。

またほとんどのレンタルオフィスが室内での飲酒と喫煙は禁止となっています。
それにも関わらずゴミ箱に酒の空き缶が捨ててあったりその中にタバコの吸殻が入っていることがあります。その都度メールで全員に「飲酒・喫煙は禁止でうよ」とお知らせが回ってきます。

それから夜になると他の部屋には誰もいないと思ってテレビを見ながら大騒ぎしだす人もいます。
友達同士で始めたようなベンチャー企業だとサークルのようなノリでやっているので仕方ないのかもしれませんがすごく迷惑です。
サッカーW杯のときなどはスポーツバーのように大騒ぎしている人がいました。

他人に興味を持ちすぎる人がいる

レンタルオフィスの中には入居者同士の交流を積極的に推進しているところもありますしそういったイベントを定期的に開催しているところもあります。
そういった場所であればどんどん交流すれば良いのですがそうでないところで挨拶以上のことをするのは私はマナー違反だと思います。

ラウンジスペースで私を待っていた顧客が他の入居者から唐突に話し掛けられることが何度かありました。
入居者の中には気分転換のためにときどきラウンジで仕事をする人もいるので入居者だと思われたのだと思います。

私の知る狭い範囲での出来事ですがどのパターンも話しかけてくるのは中年男性で話しかけられたのは若い女性でした。
ラウンジで待っていた男性の顧客が話しかけられたことは一度もありませんでした。完全に下心があるとしか思えません。

こういったクレームが多いため女性専用のレンタルオフィスというものが存在するのだと思います。
おかしい人は一部だけですが女性が1人でレンタルオフィスを借りるときは変態オジサンに注意したほうが良いです。

ウェブサイトの住所表記を画像にしなければならないことがある

レンタルオフィスを借りる目的のひとつに都内の一等地の住所を手に入れたいという人もいるかもしれません。
しかしレンタルオフィスによってはウェブサイトへの文字による住所表記を禁止しているところもあります。
つまりペイントで画像として書いた(描いた)住所を表示させる方法しか認めないということです。
なぜかというと入居している会社がみな自社のウェブサイトに文字でレンタルオフィスの住所を記載すると検索したときに何十社もの社名が表示されて怪しまれるからです。

レンタルオフィスで文字での住所表記を禁止しているところは少ないのですが住所だけ貸してくれるバーチャルオフィスではわりとよくあります。
住所部分だけpngファイルなどの画像にするとウェブサイト全体の統一性がなくなることがありますので注意してください。

住所に関してもうひとつ付け加えると許認可が必要な業種の場合レンタルオフィスの住所だと認められないケースもありますので事前に官公庁への確認をしたほうが良いと思います。

【最後に】あくまで私の個人的な意見

ここまでレンタルオフィスのデメリットについて説明してきましたが冒頭でも断わった通りあくまでも私の個人的な意見です。
全てのレンタルオフィスにあてはまるとは限りませんし人によってはデメリットというほどのことではないかもしれません。
それでも借りて後悔することのないように参考にしていただければと思います。

それと私自身はレンタルオフィスは大好きです。デメリットよりもメリットのほうが大きいからです。
自分でトイレや流し台の掃除をしなくて良いのとくだらない営業が少ないのが最高です。
これからもレンタルオフィスを使い続けるでしょう。

今度時間のあるときにメリットについても書いてみたいと思います。

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