苦手なことを克服するのは無駄。仕事を受験勉強の延長で考えるな

パラレルキャリア

仕事で苦手なことを克服しようとする人がいますが、その労力を得意なことを伸ばすのに使ったほうが良いと思います。

苦手なことを克服して効果があるのはテスト勉強だけです。

仕事においてはどれだけ努力しても得意な人の足元にも及ばないことがあるのです。

得意分野で圧倒して自分のブランドを確立しなければなりません。これはフリーランスでも会社員でも同じです。

「この仕事はあの人に任せるのが一番だよ」と言われる存在ならなけれなりません。

そのためにも苦手なことを克服するよりも、得意なことをさらに伸ばす必要があります。

満点の二人が同じ実力とは限らない

なぜ苦手なことを克服しようとするのでしょうか?

それは仕事を学校のテストと同じように考えているからです。

5科目500点満点のテストであれば苦手科目を克服しなければ満点を取ることは出来ません。

それに90点以上取れる得意科目伸ばすよりも、30点しか取れない苦手科目を伸ばす方が簡単です。

しかしテストのように満点が決まっている勝負の落とし穴があります。

例えばここに500点満点のAさんと450点のBさんがいたとします。

Bさんが苦手科目を克服して500点満点になったとします。

このとき二人の実力は同じになったと言えるでしょうか?

言えませんよね。

Aさんはもっと難しいテストでも満点を取る実力があるかもしれません。

しかし満点という上限が決められているため実力を出しきる必要がありません。

東大生でもFラン大学生でも「1+1=2」ということとは分かりますが同じ実力とは言いません。これと同じです。

学校のテストであれば苦手なことを克服するのは問題ありません。むしそれが最も効率的な手段でしょう。

しかしこれが仕事だったら苦手なことの克服に労力をかけしまうのは問題です。

苦手なことをやらない方法を考えるとアイデアが生まれる

私は経営コンサルティング、コーチング、カウンセリング、ウェブ等の仕事しています。どれも好きであり得意なことです。

反対に私にはデザインのセンスが全くありません。

しかしそれを克服しようと思ったことはありません。

なぜなら私が何百時間かけてそれなりレベルになったとしても元から得意だった人の足元にも及ばないからです。

ウェブ制作においてデザインのセンスがないというのは致命的です。それでもウェウ制作は好きですし他の部分は得意です。

そこで苦手なデザインを克服する代わりにどうすればそれをやらずに済むのかを考えました。

そこで辿りついた答えは顧客にデザインしてもらうということです。

サイトのレイアウトから配色まで顧客に決めてもらうことにしたのです。

ウェブ制作というのは顧客側が自由にデザインするほど料金が高くなる傾向にあります。

そのため自分たちで自由に決められるのに値段が高くないというのは顧客にとっても歓迎するべきことでした。

スーツで例えるならフルオーダーなのにセミオーダーくらいの料金で作れるようなものです。

私はデザイナーとしてのセンスはないけれどミシンで縫うスピードが早い状態です。

自分でウェブサイトのデザイン決めるということでそこに関わる顧客側の担当者も当事者意識を持ってくれるので段取りのスピードも一気に上がります。

デザインを全く学んでことがないのに生まれつきデザインセンスの高い人はいます。

軽く「こんな感じで」といった色の組み合わせが最初からバチっと決まる人がいるのです。

音楽には絶対音感というのがありますがデザインにもそれと似たような才能が存在するのだと思います。

そういう人達が一定の割合でいるのに私が労力をかけて平均的なレベルまで達しても何の役にも立ちません。

業務に支障をきたすほどに苦手なことは克服するべきでしょう。

例えば書類の作成が多い事務職なのにパソコンが苦手なら何とかしなければなりません。

とはいえ何年も続けているのに一定のレベルに達しないならそもそもその仕事が根本的に向いていない可能性を考慮する必要もあります。

苦手だけど好きなことなら諦める必要はありません。

克服ではなく行為そのものが楽しみとなるからです。

ただし周囲の人に迷惑をかけないということが大前提です。

レベル10が4人よりレベル40が1人の方が強い

ドラゴンクエストのようなRPGゲームをやったことあ人なら分かると思うのですが、レベル10が4人よりもレベル40が1人だけのほうが強いですよね。

仕事の得意分野を伸ばすというのはこれと同じなのです。

全てを平均的なレベルでこなすひとよりも何か一つでも得意なものを持っている人のほうが強いのです。

もちろん一つに限定する必要ありません。得意なことをどんど増やすべきです。

テストは科目が決められていますが、仕事は決められていません。自分の得意なジャンルを好きな数だけ揃えてしまって良いのです。

苦手なことはほかのひとに替玉してもらうこともできます。

あなたにとって克服するのに何百時間も要するような苦手なことが他の誰かに取っては一瞬で出来る簡単なことかもしれないのです。

あなたが苦労してレベル10になったとしても他の誰かは生まれながらにレベル99かしれません。いやもしかしたらレベル10000くらいの可能性もあります。

突き抜ける

苦手なこと嫌々克服することがいかに無駄なのか分かっていただけたでしょうか?

自分はどの方向に突き抜けるのかをしっかりと見極めなければなりません。

誰にでも得意なことあるのです。

例えば「年配の気難しい男性に対する営業だけは得意」のようにピンポイントでも良いのです。

まずは自分の半径5mで圧倒しましょう。そして少しずつその範囲を広げて日本一、世界一を目指すのです。

仮にそうならなかったとしてもそのつもりで行動するのです。

社会心理学の現象で「ハロー効果」というものがあります。

何か一つでも目立つ特徴があると他のものもその印象に引っ張られるというものです。

たった一つでも圧倒するものがあれば他のことに対しても凄いんだろうなと思ってもらえる可能性は高くなります。

まずは何か一つを見つけましょう。

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