ステマ規制でアフィリエイト報酬が4割くらい落ちました

※本記事はアフィリエイト広告を掲載しています。

2023年の10月から「不当景品類及び不当表示防止法」の禁止行為にステルスマーケティングが追加されました。

いわゆるステマ規制というものです。

その影響を受けて私の運営しているサイトのいくつかも収益が下がりました。

ステマ規制でお小遣いが減りました

私は検索エンジンの反応を見るために複数のテスト用のサイトを運用しています。

その中には思いもよらずに大量のアクセスがなされるサイトもあります。

せっかくなのでそういったサイトにはアフィリエイト広告を掲載しています。

といっても専業アフィリエイターのようにそれだけで生活ができるほどの報酬はありません。お小遣い程度です。

そのお小遣いが今回のステマ規制によって減ってしまいました。

「これは広告です」のメッセージの影響はかなり大きい

減った理由は単純です。

サイトに「これは広告です」という記載をしたからです。

今回のステマ規制のポイントがここです。「報酬が発生するなら広告と分かるようにしろ」という消費者庁のお達しなのです。

これはかなり厳格で、「自分が使用してみて本当に良いと思ったから閲覧者にもおすすめしてるんですよ」という言い訳は通用しないのです。

どんな事情があれ、報酬が発生する以上は広告と分かるようにしておかなければ違法扱いになります。

この規制は事業者(広告主)に対してのものなので、サイト運営者が直接的な罰則を受けることはないようです。

しかし「広告」と表示しないと広告主が引き上げてしまうため、サイト運営者は対応せざるを得ないのです。

そしてステマ規制に準拠した広告表示をしたら、閲覧者が「広告か」と認識するのでクリックしてくれなくなったということです。

テキスト広告はステルスマーケティング

アフィリエイト広告は大まかに2種類に分けられます。

1つは次のような画像でできたバナー広告です。(※本物の広告なのでリンク先のサイトで申込すると私に報酬が入ります)

【広告】

そしてもう1つが次のような文字のテキスト広告です。

「私がおすすめするのはGMOとくとくBBです。」

これら2つの広告は成果が異なります。

テキスト広告のほうがクリックされやすく申込もされやすいです。

扱う商材にもよりますがクリック率は10倍ほど差が出ることもあります。

なぜかというとバナー広告は見た目からして広告と認識されやすいのに対し、テキスト広告はそうではないからです。

広告だと認識せずに「本当にオススメだと思っているから参考のためにリンクを張っているのだろう」と思う閲覧者も少なくはないのです。

今でもアフィリエイトの仕組みを知らない人は少なくありませんから、そういった人たちは何の疑いもなくクリックしてその先のサイトで購入や申込をするのです。

そして中にはそれほど価値のない商品であっても報酬額の多さにつられて広告を張っている運営者もいます。

まさにステルスマーケティングです。

この状況にストップをかけたのが消費者庁です。どんな形にせよ広告である以上は、それが分かるようにしろと。

バナー広告であれば「広告」「㏚」といった表記をし、テキスト広告であれば「この記事はアフィリエイト広告を掲載しています」といった文言を入れなければならなくなったのです。

ステマ規制による収益の低下率

ちなみに私のテキスト広告は以下のようなものです。

 「目標をイメージしただけで達成しなくとも満足してしまうこともあると『未来思考の心理学』という本にも書いてあります」

このように事実を淡々と記述するものだけです。(上記は広告ではなく単なる出版社へのリンクです)

どのサイトでも「おすすめはこの本です」といった紹介の仕方は最初からしていません。それこそステマっぽくなってしまうからです。

しかしこのような書き方であっても、一般的なテキスト広告のクリック率よりも高いケースが多いです。「おすすめ」と書かないほうが胡散臭くないからかもしれません。

ステマ規制が運用されて、私自身もアフィリエイト広告を掲載しているサイトの全ページの冒頭に「この記事はアフィリエイト広告を利用しています」という文言を入れました。このページの冒頭のような形です。

(ちなみにこのサイトはこのページにしか広告を張っていないので、記載を入れているのもこのページのみです)

その結果どうなったかというと…

まずクリック率は3~4割ほど落ちました。それまで100回クリックされていたとしたら60~70回くらいまで下がったということです。サイトによってはもっと下がっています。

そして報酬額はさらにもう少し下がっている気もします。半分とまではいきませんが…

広告と分かってクリックしているので、購入や申込を躊躇してしまう人もいるのだと思います。

ステマ規制に合わせて広告である旨を明記してから数字が落ちていますから、それが原因である可能性は高いでしょう。

ちなみにサイトのアクセス数自体はむしろ上がっています。記事数が増え続けているからです。

実店舗の経営者にとってはチャンス

広告であるという表示をどれくらいの文字の大きさで書くのか、どのあたりに表示するのか、そういったことでも数字は変わってくると思います。

この冒頭に一文足すだけでもこれくらい変化が出るのですから、多くのサイト運営者が影響を受けていると思います。

中には目立たないように限りなく白色に近いグレーで記載している運営者もいます。

このようなテクニックもやがて規制されるかもしれません。

私はアフィリエイトで食べているわけではないのでステマ規制でそれほど困るわけではありませんが…

それでも勝手に入ってくるお金が減るのはちょっと残念です。

しかし、この流れは実店舗で商売している人にとっては追い風かもしれません。

Googleで検索したときに上位に表示されるサイトのほとんどはアフィリエイトのために作られたようなサイトです。

ステマ規制が厳しくなれば、これらのサイトの運営者は儲からなくなりますし、やめる人も出てくるでしょうし、参入してくる人も減るでしょう。

そうすると相対的に実店舗を運営している会社のサイトが上がりやすくなります。

そう考えると消費者庁にはもっと厳しい基準を設けてもらっても良いですね。

といってもネット上にあるサイトの多さを考えると、あまり期待できないかもしれませんが…

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